9.05.2008

ゼクーンフォトン 用語集10

MIOSについて再び...


MIOS(機動イメージオペレーションシステム)はメタルレーベン以下ML)を動かす為の基板であり、クオーク系と、レプトン系があることは前頁で説明しました。今回はその基板の種類について取り上げたい。まず、クオーク系MIOSはMLの運動機能等の基本的なプログラムを組み込んだ中心基板で、市場に売りに出される時にこれが搭載されていないことには意味がない。動力などが揃っていてもそれを制御する装置がなければ動きにならないという事なのだ。このクオーク系MIOSは開発初期、人型の駆動マシンを成立させるため、立位状態を保持するバランスセンサーの開発から始まった。初めてML用に搭載されるに至ったクオーク系MIOSはという2種類のシステムだった。アップ・ダウンという名称が付いているが、これは立位状態に対する重力の方向性、上、下、という所から命名されているだけのことである。これが第一世代のクオーク系MIOSだ。時期が少し遅れてレプトン系MIOSが開発される。このレプトン系はクオーク系の制御基板に対して反制御基板といわれ、機能拡張をさせるための補助基板システムである。の2種類が開発された。この右、左というのもクオーク系の縦方向の命名に対する左右という事でそれ以上の意味はない。この第一世代のシステムで建設、建築用のMLが量産さるようになり、大陸岩盤横断鉄道の建設もその速度を増したわけである。それまで鉄道建設は人力や工機類に頼るところが多く、多数の死傷者出ており、政府の働きかけによりML開発に拍車がかけられていたのだ。このシステムでほぼ、人型マシンのベーシックコントロールが出来るのだが、さらなる性能の高さと作業処理能力の向上を目的に第二世代のMIOSが開発された。第二世代のクオーク系MIOSはの2種類である。これは第一世代のクオーク系のシステムよりも制御スピードが速く、MLの動作が格段にスピーディーになった。これによって作業現場での能率があがり、岩盤地帯の建物建築が進んだ。が、システムの価格はかなり高額だ。これに対して第二世代レプトン系MIOSはの2種類が開発されている。この第二世代のクオーク系のシステムが現在主流であり、このバージョンアップの為に第二世代レプトン系MIOSがもっと開発される可能性はある。業界では第三世代のクオーク系MIOSを開発しているとの情報もあり、今後の展開に要チェックだ。

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